水城学園羊組 一班の人たち
黒鳥あやね : クローディア
小倉大介 : 千鴉
白石秋彦 : 桔梗
白石笙子 : ミザル
谷口尚哉 : イルサーク
小倉大介 : へえ、一班のメンツはこんなかんじなのかー。とりあえずよろしくなっ!
谷口尚哉 : 公正にアミダで決めたのに、しょっぱなから姉弟が同じ班になっちゃってるね。
白石秋彦 : アミダによる公正な結果だぞ。誰にも文句は言わせないぞ。
白石笙子 : えっと……とりあえず、簡単に自己紹介とかするっていうのはどうかしら。
小倉大介 : それもそうだな。じゃあ出席番号順に、あやねっちどうぞー。
黒鳥あやね : え、あたしから……?ていうか、あ、あやねっちって……。えっと……黒鳥あやね、です。
谷口尚哉 : ……クロトリさんなのかと思ってた。コクチョウって読むんだね、それ。
黒鳥あやね : う、うん。よく間違われるんだけど、コクチョウだよ。……ちょっと前まで、両親の仕事の関係で外国に住んでました。
白石秋彦 : 外国。なんかちょっとかっこいい。
小倉大介 : 帰国子女ってやつだね。日本の生活で慣れないこととかあったらいつでも手助けしちゃうぜ。(キリッ)
黒鳥あやね : あ、ありがとう。
小倉大介 : それじゃあ次はオレね。小倉大介。オグラじゃなくてコクラだよ。平凡などこにでもいる普通の男子だけど……あ、そうそう、同じクラスに可愛いイトコが一人居る!
谷口尚哉 : もしかして武藤のことかな。さっき親しげに話してたけど。
小倉大介 : 当たりー。よく分かったね。
白石笙子 : 谷口くん凄い。観察眼が鋭いんだね。
谷口尚哉 : そ、そうかな。こんなの普通だと思うけど。(言いつつちょっと誇らしげ)
白石秋彦 : (ちょっとむっとしてる)はい次は俺!白石秋彦。長いこと病気してて今はもう治ったんだけど、ずっと寝てたから昔のこととかよく憶えてない。
黒鳥あやね : 病気……?大変だったんだね。
小倉大介 : 初対面早々から、なんかやたら重い事情とか知ってしまっちゃったんだけどいのかなあ……。
白石笙子 : 私は……白石笙子。秋彦の双子の姉です。弟ともども、よろしくお願いします。(ぺこ)
谷口尚哉 : 谷口尚哉。趣味は人間観察とニュースチェック。
白石秋彦 : 俺、ニュース見てると頭いたくなる。
白石笙子 : あんまり、調子の悪くなることしちゃだめよ?
谷口尚哉 : 過保護だなあ白石姉。
黒鳥あやね : あたしもニュースとかよくわかんない。社会ってむずかしいね。
谷口尚哉 : 黒鳥さんもしかして勉強あんまり得意じゃないだろ。
黒鳥あやね : い、いいでしょべつに。……勉強だけが全部じゃないもん。
小倉大介 : あ、オレで分かるヤツなら勉強教えちゃったりしてもいいぜ!ホラ同じ班のよしみとして。(キリッ)
白石秋彦 : じゃあ俺にも教えてください。是非。
小倉大介 : え、そ、そんな真顔で迫られても困る……。
谷口尚哉 : 頑張れー同じ班のよしみじゃないかー。
白石笙子 : ……?黒鳥さんどうかした?名簿じっと見て。
黒鳥あやね : 谷口くんて……名前の全部に口って字が入ってるんだね。
白石秋彦 : あ、ほんとだ。穴ぼこだらけだ。
谷口尚哉 : し、仕方ないだろ。俺が好きで付けた名前じゃあるまいし……っていうか穴ぼことか言うな!
小倉大介 : はははは。……あ、そうそう。なんか班長も決めなきゃいけないらしいよ。誰かなりたい人ー。
谷口尚哉 : (腕組みしてしれっとしている)
黒鳥あやね : (もじもじして視線をあげないようにしている)
白石秋彦 : (姉をちらちら見ている)
白石笙子 : ……えっと、あの……私は小倉くんがいいと思うな。てきぱきしてて、まとめるの上手そうだし。
白石秋彦 : あ、じゃあ俺も………コクラ?に、一票。
谷口尚哉 : 姉に便乗しただけだろお前。
黒鳥あやね : あたしも、小倉くんいいと思う。勉強おしえてくれるって言ってたし。面倒見よさそう。(ちょっと尊敬のまなざし)
小倉大介 : え、な、何みんなどうしたのその団結力……?
谷口尚哉 : 俺は自分以外なら誰でもいい。……多数決で決定だな、頑張れ小倉。(にこ)
小倉大介 : ええ何それ、これで決定? ……班長、なあ……。まあ別にいいか、そんな大したことはしなさそうだし。えーと、それじゃあ一班の人たち、同じ班としてうまくやっていきましょー。
黒鳥あやね : よろしくおねがいします。(ぺこ)
白石笙子 : みんな、なかよくしましょうね。(にこ)
白石秋彦 : 笙子は俺が守る。
谷口尚哉 : 何の宣言だよ。