千鴉
陽の匂いのする柔らかな黒髪の感触が好きだった。
その髪が風に揺れる度に、白い肌が露わになる度に、周囲に刻まれる感覚になど当の本人は気づいていない。
端から見れば危うくさえ感じさせられるその無防備さに、いつもはらはらさせられっぱなしだった。
だけどどれだけ胃の痛い思いをさせられようとも、本人の望むように、自由にさせてやりたいと思う。後のフォローは自分がすればよい。
何を求めているのか、何かを待っているのか。いつも遠くを見つめるあの瞳を、捕らえることができるのは果たしてどのようなものなのか。
==チョット解説==
golden eyes
っていうタイトルつけてた。
金烏としての千鴉さん。