歌姫姉妹
退魔さんと吸血さんの共通項となるのが、歌うたいの姉妹です。
年近いのか離れてるのか、もしや双子なのかそこらへんまだは決めてない。
以下続き。
20年以上過去の話になります。歌が好きな二人の姉妹が居ました。二人は幼い頃に離れ離れになり、一人は教会に、一人は施設に行くことになりました。
時は流れ、やがて成長した娘は小さな教会に聖歌で華を添えるようになりました。
もう一人の娘は小さな芸人一座に入り、そこで得意の歌を披露していました。
しかし彼女たちの歌声は魔の者を強く惹きつけ、魔が介することにより人々を惑わす性質を持っていたのです。
小さな教会は魔の手に落ちた異端とみなされ、見る間に落ちぶれてゆきました。
一座の歌姫はあやしげな団体に引き抜かれて洗脳の手段として歌わされ、やがてその心はだんだんと壊れてゆきました。
教会の娘と知り合いだったのが退魔さん。退魔師としての仕事をするようになって仕事の対象となったのがその教会で、なんやかんやあって色々あってどうにかこうにかなって(ここらへん細かいこと全然決めてない)最終的には教会の婿養子に落ち着きました。
教会が娘さんの実家なのか養女にもらわれたのかっていうのも決めてはないのですが、この教会がエニグローシャの元となっています。落ちぶれていた教会の名も退魔さんが色々がんばって陽の目を見られるようになるまで回復させました。(多分あの手この手裏の手なんかも使ってると思われますが)
教会の歌姫さん、つまりマチリュカの母となる人がどういう人生をたどっているか…なんてとこらへんも、まだ具体的には決まっていません。あやふや。ちなみに歌姫さんは退魔さんよりふたつばかり年上です。
一方謎の団体に囚われたほうの歌姫さん、こちらに目をつけたのが吸血さん。ただの人間でありながら(魔の力を借りているにしても)人を惑わす歌声をもった彼女に大いに興味を抱きます。その歌声にはうっかり魅惑と洗脳のプロである自分でも魅了されそうになるほど。しかし彼女は自分の人生に絶望してしまっています。
人を惑わす力など要らない、ただ歌うことは好きだから、それさえできるなら他はもう何も望まない。そんな彼女の願いを図らずも叶える術を吸血さんはもっていました。
ガヴァネラである吸血さんの鎖となることで、彼女の歌声が持つ力は失われました。同時に彼女の自我と時間も失われてしまいましたが。
こちらの歌姫さんが吸血さんの鎖になったのは10代半ばくらい。多分今でも吸血さんの傍で歌ってたりすると思われます。
大体概要はこんなかんじ。未定な部分がだいぶ多いです。