子羊亭1-1

2023年1月15日

   
深虹 // レンカ / 月璃

レンカ: こんちゃーっす。お邪魔さん! あれ、もしかして俺一番乗り?
深虹: あ、こんにちは。いらっしゃいませ。はい、お兄さんがお客様第一号さんです。
レンカ: ふふん俺という男に一番という言葉はとてもしっくりくるからな!
深虹: えーと、レンカさんですよね。そうですねえ、登録もファーストですし。
月璃: どうもー邪魔するよー。(ドアバターン)
レンカ: こらこらチビッコ、入室はお静かに。(キリッ)
月璃: 何ちょっとカッコつけてんの。ていうかチビッコ言うな。僕そんなに小さくないぞ?
深虹: いらっしゃいませー。えっと月璃さん158センチでしたっけ?確かにそんなに小さいって訳でもないんですよね。実は私と同じなんですけど。
月璃: でしょでしょ?ほら見ろ!
深虹: ちなみに体重もほぼ同じです。といっても私は仙界補正もあるんですけどね。
月璃: 仙界って雲の上の方だよね。気圧とかの関係かなあ。(うーむ)
深虹: 難しいことは分かりません。
レンカ: それ考えるとオマエ地上でその体重ってことはガリガリってことじゃねーか。だからチビッコなんだよ。
月璃: むう。食が細いんだから仕方ないだろ。僕あんまたくさんは食べられない体質なの。
深虹: まあまあ。とりあえず何か飲まれますか?折角酒場なんですし。
月璃: あ、じゃあ僕は玉露を頂こうかな。
レンカ: ハイハイ!俺ハチミチャな!
深虹: はあい、玉露にハチミチャですね……えっと、ハチミチャってどうやって作るんです?
レンカ: ははんさてはお前、シロートだな?ようしじゃあここは俺が秘伝のレシピを教えてやろう。ハチミツと茶の割合が要でな、78対1の割合でカチャカチャ混ぜ合わせると出来上がりだ。さあ!やってみろ!
月璃: ほぼ蜂蜜じゃんそれ。
レンカ: だまらっしゃい。これは俺が考案し、スオウが仕上げた神の雫とも言えるレシピなのだ!
月璃: 何だと?それは聞き捨てならないな。スオウは僕専用の玉露マスターなんだぞ、変なもの作らせてんじゃないよ。
深虹: スオウさんの取り合いはやめて下さいな。玉露にハチミチャ、出来ましたよ、どうぞ。本家には及ばないでしょうけども。
レンカ: 待ってましたー!(ゴッキュゴッキュ) っかー!この喉越し、たまんないね!
月璃: 喉、焼けつきそう…。(お上品に玉露を嗜みつつ) うん、やっぱ玉露だよな。落ち着くわー。
深虹: 月璃さん、(思いっきり未成年だけど)お酒もお好きなんですよね。酒場だから色々用意されてますけど。
月璃: うーむお酒かあ。好きは好きだけどね、迎えとか何もない状況で、一人で飲むのはちょっと怖い気がする。それと僕さ、酒が好きっていうよりも、『気の合った人と楽しくお酒を飲む』っていう行為?が、好きなんだよねー。
レンカ: 何だこいつ14ポッチのくせしてわかったような口ききやがってよー。
深虹: 飲んでもないのに絡むのはやめて下さいな。でも私もそれちょっとわかる気がします。人と一緒の方が楽しいですよね。
月璃: 一人でも飲むは飲むけどさ、寝る前に軽くだとすぐ眠れるし。…あと、最近気づいたんだけど実は僕、そんなにお酒強くないのかもしれない。
レンカ: 多分それ、お前以外の周りの連中全員知ってると思うぞ。
月璃: むう、やっぱりそうなのかなあ。飲むと割とすぐ気分良くなるし、気づいたら寝ちゃってることが多いや。
深虹: ……月璃さん、外で一人で飲むのは絶対いけませんよ?ね?(ガシッ)
月璃: う、うん?分かってるってば。(ちょい怯み)
レンカ: チェーでもいいよなー。俺酒飲んでもちっとも酔わねーから楽しくも何ともねえや。
深虹: レンカさん、ザルなんですか。
レンカ: そう、全然変わらんよ。だから酒は好きじゃない。ホットチョコレートがいい。それかハチミチャ!
月璃: ……。ああもう!酒の話なんてするからちょっと飲みたくなっちゃったじゃないかー!最近あんまり飲めてないんだよー!(キー)
深虹: え、ご、ごめんなさい?
レンカ: 飲めばいいじゃねえか。家になんぼでもあるんだろ?どうせ。(ハチミチャ飲みつつ)
月璃: だからさっきから言ってんじゃん。一人で飲んでもつまんないんだってば。
深虹: えっと、相棒さんは?一緒に飲んではくれないんですか。
月璃: あいつは全然飲まないよ。つか、何か飲み食いするとこすら見たことないし。
レンカ: なんだそれ、妖精さんかよハハハ。
月璃: ああ、そうなのかもしんないねー。はは。(乾いた笑い)
深虹: いけません、なんだか月璃さんがやさぐれつつあります。…あ、そうだ!此処ソファ席なんかもあるんですよ?よかったらどうぞ。
レンカ: え?マジ?なんだよそれ早く言ってくんなきゃー。(のこのこソファに向かい)
深虹: あ、いや私は月璃さんに…。
月璃: ソファは僕んだー!!(ズサーと滑り込み)
レンカ: ブヘエッ(吹っ飛ばされた)き、貴様っ!何事だ急に元気になりおって…!
月璃: ふん。(満足げに陣取り)ソファはどこのやつであろうと僕に優先権があるの。これ自明の理ね。宇宙の法則なの。お分かり?
レンカ: な、なんだとコノヤロウ…!(ふるふる)宇宙の法則を持ち出すのは俺の専売特許なんだぞ!
深虹: よく分からないジャイアニズムで張り合うのはやめて下さいな。…でもまあ、元気になったんなら良かったですー。(のほほん)
レンカ: 俺はあんまり良くない!…くそう、ハチミチャおかわり!
深虹: はあい、しばしお待ちをー。
---キリトリセン---