第28回会議
シエル ユウ ユーゴ カシュア アンソニー
シエル
なんと、アミダ選抜を始めてから二回目の出演です。すみません。
ユウ
わたしも二回目だー。しかも連続だよ。
ユーゴ
アミダの神様ってのも、なかなか気まぐれな方のようだね。
カシュア
そうだね。現に早速、爆弾投げ込まれちゃってるし……。(ちらっと背後確認)
アンソニー
子猫ちゃんズとそのなかまたち、アデュー!(花吹雪&荘厳なクラシック音楽) ハハハアミダの神様とやらもなかなか粋なことをしてくれるね!このボクの登場がこんな早くに回ってくるとは……。 ヒーローというのは終盤あたりに満を持して登場するのが定石ではあるが、案ずることは無い。いついかなる状況であろうと、このボクの華麗なる存在感が失われることは……決して!決してありえないのだから……!
シエル
早速陶酔してますねえ。
ユウ
そこそこ慣れはしたけど、やっぱ、もってかれちゃうよねえ。(しみじみ)
ユーゴ
そういえば今までずっと同じ場に居た筈だよね。しばらく静かだったけど。
カシュア
多分ずっと、音楽鳴ったりキラキラしてたり一人ポエムしてたり…てのが繰り広げられてたんじゃないかな。同じ部屋で。
ユウ
無意識のうちに別世界に隔離してたんだネ。
アンソニー
ところで、せっかくのこの良き日に何かが足りないとは思わないかね諸君。……そう!お茶とお茶菓子だ!これら無くして果たしてお茶会と言えようか?否!
カシュア
これってお茶会なの?
ユウ
そういえばさっきはね、お紅茶出してもらったよー。もしかしたらまだ残ってるかも?
シエル
あ、じゃあ私淹れてきますね。これ以上騒がれてもあれですし。
ユーゴ
結構辛辣だな…。ていうか悪いね、ありがとう。
アンソニー
フフ…。やはり紅茶はよいものだね。この芳醇な香りと舌の上を転がる軽やかな味わい……。いつもは学園の庭に咲き誇る可憐な薔薇や愛らしい子猫ちゃんたちに囲まれているのだが、たまにはこうやって見知らぬフレンズたちと語らいあうのも悪くないものだね!ところで君たちはどちらのクラスに所属しているのかな?
ユウ
わたし以外は学園の生徒じゃあないですよー。……っていうか、そういえばみんな同じくらいの年代なんじゃない?
ユーゴ
あ、そうかも。俺はフェルミナじゃあないけど、ルサックで学校に通ってるよ。
シエル
あら、もしかして、レギュラー陣の学校に通ってる人みんなここにいるのかしら?
ユウ
みんなっていっても三人だけど、そうみたいだね。学校に行ってない人も……シエルちゃんはわたしと同じ15歳でしょ?
カシュア
俺は16歳だけど、確かに学校行っててもおかしかない年だね。……ま、行かないけど。
ユーゴ
「学校に通ってるくらいの年代(三人は実際に通ってる)」ていう意外な共通点があったんだね俺たち。
ユウ
まあ、15歳から17歳ってもともと多いみたいだけどねウチ。合わせたら20人いるんだって。
アンソニー
15歳…それは青春の始まり。可憐な蕾が開き始める頃。16歳…ああなんと眩しい!輝ける太陽のごとく、僕らは人生という名の劇場で踊り明かすのだ。そして17歳!苦難の谷を渡る時。悩み憂え、僕らは苦悩というナイフで自らの心を傷つけるだろう。だがしかし僕らは(以下略)
シエル
何か始まったわね。
ユウ
基本スルーでいいと思うよ。
シエル
学校かあ……。私には縁の無いところだけど、可能なら行ってみたかった気もするわ。
カシュア
可憐な蕾が咲き始めるころだものね。今とはまた違った青春が味わえたかもよ。
ユウ
学園ラブとかできちゃったかもね。レンカくんと。
シエル
……。(想像してそれもちょっといいかもとか思っている)
ユウ
あ、そういえばユーゴくんはまさに学園ラブまっさいちゅうなんだよね?どうなの?ぶいぶい言わせちゃってる?
ユーゴ
ぶいぶいってどんなだよ。……うーんでもまあ、楽しいよね彼女が居ると。今はクラス違うんだけどさ。
シエル
あ、クラスが違うってのもいいかもですね。休み時間とか放課後とかにお互いのクラスに行ったりして、「ユーゴくーん、彼女ちゃんが呼んでるわよー」なんちゃって冷やかされたりとか!キャー!
カシュア
学生ラブといえば、やっぱり通学とか帰宅時とかだよね。朝出かける時に門の前で彼女が待っててくれたりとか、夕陽が差す中、川原沿いの道を二人手を繋いで歩いたりとか。
ユウ
……みんな、想像たくましいねえ。あんそにせんぱいにも負けてないよ。
アンソニー
うん、なんだい?ボクのエピソードが聞きたいのかな?ううんしかし色々あってどれを話そうか迷ってしまうよ。熱狂的な子猫ちゃんに校門のところで待ち伏せを食らったこととか、夕焼けに佇むボクの姿のあまりの神々しさに失神する子猫ちゃんが続出したこととか、ああそうだ、カーテンを開けて朝日を浴びた瞬間にいたずらな子猫ちゃんに写真を撮られてしまった話はまだしていなかったね!
シエル
……負けてると思うわ。
ユーゴ
でも、俺のとこと違ってフェルミナは魔法学園だろ?魔法使えるってどんな感じなんだろ。俺一切そういうの縁が無いからさ。
カシュア
俺も無いね。たまに使えそうって言われるけど。
ユウ
うーんどうなのかな?むずかしいことはよくわかんないけど。 ばりばり上手につかえるようになるには、やっぱりしっかり授業きいておかなきゃだと思うんだけど…わたし真面目な生徒じゃないからなあ。テヘッ☆
シエル
お勉強はわたしも苦手だわ……。
カシュア
アンソニーも聞くまでもなく、授業とか聞いてなさそうだけど……。ユーゴは?成績いいのかな。
ユーゴ
うーん……。落第はしたくないから、それなりの成績はとるようにしてるけどね。でも優等生とは言い難いかな、中の上くらい?
シエル
なんかユーゴさん、すっごく学生生活を満喫してますよねえ。お勉強もがんばりつつ、恋愛も楽しみつつ。
ユウ
理想的な学生!ってかんじだよねえ。
ユーゴ
そ、そうかな。
カシュア
ま、エンジョイしてるって点ではあの人には誰も敵わない気もするけど。(アンソニーちらっと見)
アンソニー
それにしてもこの紅茶は美味だが、ほんの少し……何かが足りない。そうだ!良いことを考えたぞ。この薔薇の花弁をこうして浮かべて……アンソニー特製ローズ・ティーの完成だ。嗚呼やはり、なんと素晴らしい!甘やかな香りがそこら一体に広がるよ……。(陶酔)