広義には吸血鬼と呼ばれる、人の生き血を主食とする種族。 ベルドラ共和国が起源地で、他ノルフィスなど北国を中心に各地に棲息している。 人間の数倍から十数倍の身体能力を持ち、他者の精神に作用する魅了などの能力を得意とする。 寿命は人間よりも長く、幼少期はおよそ人の三倍から五倍の時間をかけて成長する。成人の儀を終えた後は、限定条件下のもとその成長は止まる。 獲物となった人間は吸血されても同族になることはないが、前後の記憶を失い場合によっては廃人になったり死に至ることもある。
月による変動を最低限に抑えるだけの捕食は、7日から10日に一人。つまり一月に3、4人。 空腹感も酷くはないため、対象の吸血量も後遺症が残らない程度に抑えることができる。対象に与える影響は前後の記憶の喪失、数時間の間起き上がることができない程度の貧血状態。 20日以上捕食を絶った状態で次の新月を迎えた時、ガヴァネラは激しい飢餓に陥り理性を失う。見境なく人間を襲い対象の血を貪るため、獲物は失血死、運が良く生き長らえても廃人になる可能性が高い。
断食状態で20日過ぎると徐々に目が金を帯びてくる。次の新月時には飢えが頂点に達し、完全な金色になり理性を失う。 頂点でなくとも金を帯びてる段階で理性の抑えは通常より効きづらくなくなってきている。 そんな状態でも捕食できれば元に戻るが、摂取できないとなると数日間本能剥き出しのバーサーカー状態となり、やがて死に至る。
また、鎖との距離が離れすぎていたら、月の満ち欠けによる力の変動が大きくなる。目安としては中規模の街一つ分くらいの距離。
特定の人間を、彼らの保存食ともいえる≪赤の鎖≫とすることで、ガヴァネラは不特定の獲物を狩る必要が無くなる。 鎖の血はそれ以外の人間の血よりも格段に美味であり、摂取量も僅かで満足感を得られる。 鎖となった人間は、吸血時ある種の恍惚を覚える。摂取される量も少ないため貧血になる程度ですみ、記憶を失うことも無い。 ただし元々持っていた力は吸い取られ、日常生活に支障が無い程度の能力以外無力化してしまう。 不老となり、主から手を下されるか主の死亡以外で命を落とすことは無い。 また鎖の血を摂取し続けている間はガヴァネラの肉体は老いることは無い。よって他者の血を一時的に取り入れたりすることで、外見の年齢をある程度自由に調整することができる。 ガヴァネラが得る赤の鎖は一人で十分事足りるが、中には複数の鎖を持つ者もある。 ガヴァネラもその鎖も、死しても肉体は残る。 ただし鎖が主の手によって命を奪われた場合、その存在は肉体が残ることなく灰になる。
ガヴァネラが鎖を得た状態で鎖の血を飲まず、他者の血のみを摂取していたら加速度的に老いのスピードが速まる。 鎖の血をずっと飲み続けていれば、永遠に若さをとどめていることも可能。 そして鎖の方は、主から血を摂取されないと一ヶ月を過ぎた頃から状態は悪化し、数ヶ月で灰となって滅びる。 ちなみに鎖を最初から所持していない状態(つまりこの種族での未成人)や、鎖との契約を解除した状態だと、前述のようにゆっくりと一定速度(人の三倍から五倍の時間)で老いてゆく。 契約の解除とは、主の手による鎖の死を意味する。
鎖は通常死ぬことは無いが、通常の食事を摂取することによりその活動・新陳代謝に影響を及ぼす。 つまり食事を摂ることによって、通常の人間とほぼ同様の生活状態となり、食事を一切摂らないでいるとやがて鎖は人形状態となる。 また彼らの食事はその血液の味にも影響を与える。
5人の月主を頂点とするピラミッド型。次いで1割程度の佳月と呼ばれるガヴァネラ式セレブたちが存在する。その他は一般ガヴァネラ。
確定している月主 リドルエスタ(ベルドラ拠点) 前月主:エディアルド(故) 「麗月の君」 クローディアの父親 現月主:ミストロイノ 「霧月の君」 ゴディオダール(ベルドラ拠点) ルドヴィク 「魅月の君」 クローディアの母方の祖父 娘のカルティエに地位を譲るつもりだったがあっさり拒否された。 現在後継者を探している最中。クローディアもごく一部で狙われている。
多くのガヴァネラは鎖を所持しているため、食には困らない。 鎖を持たない子供には親が適当に見繕って餌を調達している。手に入らなければ親の鎖の血を頂く事も。 子供は成人ほどたくさんの血を必要とはしない。 人間の生き血以外に、人間と同じような食物を嗜好品として摂取することも多々ある。ただし好みが激しく、苦手なものは全く受け付けない。
月主が治める領地というものは、厳密に言えば人間のそれとは異なり、土地や場所での区切りは無い。 佳月クラスになると個々に屋敷を持つことが多いが、人間の町や村などには属さず「よくわからないけどなんだか金持ちが住んでいるらしい屋敷」といった認識で切り離されている。魅了能力によってカモフラージュされていることも多々あり。 生活に必要なものは鎖、または精神を一部支配下に置いている人間を介して、もしくは職人たちから入手している。
基本的な能力は魅了。相手の意識を混濁させ意思を剥奪し自らの支配下に置く。大なり小なりガヴァネラなら誰しも持っている力。ただし幼少期は芽生えていないことが多い。少年期から思春期にかけて開花する。通常は能力を得た時点で一人前となり、それより後に赤月の儀を行う。
クローディアは開花するより前に赤月の儀をしちゃった。ので無意識の発動以外では魅了は使えない
能力の開花と同時もしくはそれ以降に芽生える、個々で特性のある多種多様の精神干渉能力もある。
魅了の能力が及ぶ相手は、多少の抵抗性の有無はあれど人間全般。 他者の鎖に対しては、主の精神支配が及んでいない部分。完全に支配を受けている鎖は魅了できない。例えば7割程度支配されている者だと、残り3割を魅了することが可能。ただし主に発覚すると当然嫌な顔をされる。 相手がガヴァネラの場合、能力の上下関係によって効果があったり無かったりする。
ミストさんは刺客をさしむけた
でもミストさんはやった
でもエディアルドはミストさんにやった
※ミドルネームは省略