リヴァイレッド:聖職者編

関連キャラ

マチルダ リュカ シュラ エリオル


過去

有刺鉄線

その相手と初めて会ったのは12歳の時でした。 一緒に居たのはほんの数ヶ月の間だったけど、リュカの人生の中でその期間だけが唯一、彼らしさを表に出すことができた時期だったといえます。 最初は噂だけが先行していて、それは聖職についている彼の家の言を借りると「善くない子供」ということで。 だからリュカ自身も悪いイメージしか持っていませんでした。 ある時ふとしたきっかけで彼らは出会います。 最初こそ警戒していたものの、相手に接するうちに彼は考えを改めます。 妙に気が合ったりして。いつしか二人は、互いに親友と呼べる存在になっていました。 確かに親友は普通とはちょっと違っていたけれど、でもソレは大人たちが言っているような感じとは全然違う。 他の誰にも無い、不思議な存在感。謎めいた雰囲気。そして何よりも、綺麗な心。 次第に彼はどんどん相手に惹かれてゆきます。 言ってみれば初恋にも似たような感情だったかと。 だけどある時、ささいなことで彼らの心はすれ違ってしまいます。 リュカは親友に罵声を浴びせ、相手も似たような反応を返し。そしてその日は喧嘩別れしてしまいました。 家に帰った後も彼はブツブツ文句を言っています。 それを偶然来客に来ていた彼の父の仕事関係の知人が聞き咎めます。 そして2、3彼に質問を投げかけました。 普段なら何があっても決して親友のことを他人に漏らしたりはしなかった。 でもこの時彼は親友に対してとても憤っていました。 その大人の目が怪しく光ったのに気付いたのは時既に遅く。 嫌な予感を覚えたけれど、あんな奴のことなんか知るもんかと自分を誤魔化し。 それでも夜になっても不安は一向に消えず、彼は暗い道を一人駈けてゆきました。 そこで彼が見たものは、壊された親友の秘密の隠れ家と、そこに群がる大人たち。 その中心に彼らに半ば引き摺り出された親友の姿を見たとき、リュカは言葉が出てきませんでした。 止めるでも逃げ出すでもなく、ただ凝視していました。 そして親友と目が合います。 相手も何も言わず、ただ信じられないといった表情で。 その後しばらくリュカは自分の部屋から出ることができませんでした。 親友だった相手の行く末は、子供の彼にも容易に想像ができました。 多分このことが彼の大きなトラウマになってる。 異端審問がキライなのもこのことが根っこにあるかと。 そして異端審問と同じくらい、自分自身も憎んでたりします。

最後の願い

※小話 SS-LOG

5年前/シュラ、魔女

砂の城

※小話 SS-LOG

5年前/リュカ

姉弟

両親が聖職関係者ということもあり、マチルダリュカも幼い頃から自然、聖職者になるべく勉強してきました。 だけど信心深さはそれほどでもありません。

マチルダはまあ人並みには。だけど婚約者さんの死から少し変貌します。 奇跡や運命と言うものには否定的な考え方。 宗教というものを一歩はなれた位置から見てるという感じですかね。 司祭なんて身にありながら。

そしてリュカはマチよりさらに否定的。 全ての道は自分で切り開くものであり、神や奇跡に頼るなんて馬鹿げてる。そう思ってます。 同様に正義を振りかざす人達も信じられない。 自分にとっての正義は他の誰かにとっては悪になり得る訳で、そんな不確かなものには頼れない。 そしてその正義を盾にそれに従わないものを排除する考えも理解できない。 だから、彼は騎士や異端審問会が嫌いです。 正義とか悪とか関係なく、一生懸命生きている人たちが好き。 人は弱いもので、何かに縋らないと生きていけない事があるってことも無論知っています。 例え嘘偽りの「神に仕える者」だとしても、そんな彼らが楽になれるのなら…と、そういう考えで聖職についています。 自分のこういった持論はともすれば"異端"で、明るみに出たら排除されるかもしれない。 そうなったらそうなったで自分は一向に構わないのだけど、大切な人たちを守ってゆけなくなる。 だから、ここに書いたことは一切口にしたり表に出したりはしません。誰にも。 ……嫌い嫌いオーラは伝わっちゃってると思いますが。まだまだヒヨッコなので(笑) 過去に酷い目に遭ったとか、大きな傷を受けたとかそんなのは一切無いです。 ずうっと聖職の道に身を置いてきて、そういう風な考え方を持っちゃっただけのこと。 「騎士」も「異端審問会」も、そういう組織が嫌いっていうのであって、そこに所属する全ての人を一括りにしてしまうのは暴だとそんなことは分かっています。 頭で分かってても実際感情がついていくかどうかは別として。 まだまだ18歳の青二才。所詮ヒヨッコですから。

恋愛に関しては深く踏み込めないでいます。マチルダを見てるので。 彼女が婚約者さんと居た時の幸せな表情も知ってるけど、同時に彼を喪った後の絶望も知っています。 だから恋愛する事にある意味怖れを抱いています。 外見はビジンサンだし(※そういう設定デス…)外面もいいので近づく女の子は割といるかと。 何人かお付き合いしてきましたが全て長続きしませんでした。 彼女達にも一切内面を見せないので。「あなたと一緒に居ると不安になる」とか言われて去ってゆかれます(笑) そんなにのめりこんでもいないので、その時は「ふーん」という感じで。 ある意味「来る者拒まず、去る者追わず」的な。

一見人当たりはよく所謂「いい人」っぽい。 でも見る人が見れば食えない奴だってのはすぐに分かるかと。 突っ込まれてもしらばっくれますが。勘付かれても本性は隠しつづけます(笑)

そんな彼が唯一敵わないのがマチルダ。お姉ちゃんの前でだけ素が出てきます(笑) だからマチルダにとってはヤンチャ(?)な可愛い弟。無論外面の良さも知ってはいますが。 マチのことは呼び捨てで呼んでます。人前では「姉さん」だけど。 外面の良さも、マチが絡むとちょっと崩れるかも。ここらへん若い。 騎士に関してはマチが従軍司祭になってから尚更毛嫌いするようになりました。 まあ、ようするにシスコ(以下削除)

涙を失くした眠り姫

※小話 SS-LOG

1年前/マチルダ

初対面

※小話 SS-LOG

少し前/リュカ、エリオル

苛立ち

※小話 SS-LOG

少し前/リュカ

現在

coming home

※小話 SS-LOG

現在/リュカ、マチルダ

追想

※小話 SS-LOG

現在/マチルダ

揺らぎ

※小話 SS-LOG

現在/マチルダ

after the rain

※小話 SS-LOG

現在/マチルダ
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