基本的にボーっとしているが表情が全く無い訳ではない。無口に思えてたまによく喋る事も。流され易いようでいて割と芯はしっかりしている。神経は図太くちょっとやそっとでは動じない(ていうか鈍い)。
天才博士によって作られた「超能力花人形」、その最後の一体として桔梗は生まれた。彼は双子の姉人形の菖蒲と対になっており、力を有しているのが桔梗、それを操るのが菖蒲だった。それゆえ彼は自我を持たないまさに文字通りの「人形」だった。 しかし菖蒲の手によって博士は殺され、同時に桔梗の意識も解放される。それを切欠に人形達は離散するが、後に一人の人形が桔梗に接触し、花人形や自分の事についてほとんど知識の無かった彼にこれまでの顛末を伝えた。その時菖蒲も既に死亡したと言われたが、桔梗は片割れの生存を感覚で確信しており、一人静かに彼女を探すことを決意する。 ある時菖蒲が遠く離れた地で力を暴走させ、それによって彼女が生きている事が花人形たちに発覚する。居場所を掴めなかった桔梗も、これによって菖蒲がノルフィスに居る事に気付き、遠く離れた異国の地に瞬時に移動した。菖蒲は自分が花人形であること、そして犯した罪の大きさに絶望して自ら命を絶とうとしていた。桔梗はそれを止めるため、彼女の花人形としての記憶を封じる。 彼女はもう桔梗のことも彼女自身のことも覚えていない。だが彼には菖蒲に幸せでいてもらうことが全てだった。 こうして第一の目的を果たした後、紆余曲折を経てノルフィスから環南へと移動する。世間知らずだが多大なる力を有している桔梗を知り合った者たちが見かね、さしあたってすることも思い付かなかったため、環南のとある組織に身を置くこととなる。実はその組織はマフィアだったりするのだが、当の本人は分かっているのかいないのか気にしている様子は見られない。 その後日々社会やら人生やら人間やらについて学び、何も分からない人形だった彼は、僅かながらも成長しつつある。