エニグローシャの家は大きい教会です。そこそこ地位もあるかと。 だからマチルダもリュカも幼い頃から自然、聖職者になるべく勉強してきたわけで。 きっと父親の司祭さんは結構信心深い人かと。 でもその子供達はそれほどでもありません。
マチルダはまあ人並みには。だけど婚約者さんの死から少し変貌します。 奇跡や運命と言うものには否定的な考え方。 宗教というものを一歩はなれた位置から見てるという感じですかね。 司祭なんて身にありながら。
そしてリュカはマチよりさらに否定的。 全ての道は自分で切り開くものであり、神や奇跡に頼るなんて馬鹿げてる。そう思ってます。 同様に正義を振りかざす人達も信じられない。 自分にとっての正義は他の誰かにとっては悪になり得る訳で、そんな不確かなものには頼れない。 そしてその正義を盾にそれに従わないものを排除する考えも理解できない。 だから、彼は騎士や異端審問会が嫌いです。 正義とか悪とか関係なく、一生懸命生きている人たちが好き。 人は弱いもので、何かに縋らないと生きていけない事があるってことも無論知っています。 例え嘘偽りの「神に仕える者」だとしても、そんな彼らが楽になれるのなら…と、そういう考えで聖職についています。 自分のこういった持論はともすれば"異端"で、明るみに出たら排除されるかもしれない。 そうなったらそうなったで自分は一向に構わないのだけど、大切な人たちを守ってゆけなくなる。 だから、ここに書いたことは一切口にしたり表に出したりはしません。誰にも。 ……嫌い嫌いオーラは伝わっちゃってると思いますが。まだまだヒヨッコなので(笑) 過去に酷い目に遭ったとか、大きな傷を受けたとかそんなのは一切無いです。 ずうっと聖職の道に身を置いてきて、そういう風な考え方を持っちゃっただけのこと。 「騎士」も「異端審問会」も、そういう組織が嫌いっていうのであって、そこに所属する全ての人を一括りにしてしまうのは乱暴だとそんなことは分かっています。 頭で分かってても実際感情がついていくかどうかは別として。 まだまだ18歳の青二才。所詮ヒヨッコですから。
恋愛に関しては深く踏み込めないでいます。マチルダを見てるので。 彼女が婚約者さんと居た時の幸せな表情も知ってるけど、同時に彼を喪った後の絶望も知っています。 だから恋愛する事にある意味怖れを抱いています。 外見はビジンサンだし(※そういう設定デス…)外面もいいので近づく女の子は割といるかと。 何人かお付き合いしてきましたが全て長続きしませんでした。 彼女達にも一切内面を見せないので。「あなたと一緒に居ると不安になる」とか言われて去ってゆかれます(笑) そんなにのめりこんでもいないので、その時は「ふーん」という感じで。 ある意味「来る者拒まず、去る者追わず」的な。
一見人当たりはよく所謂「いい人」っぽい。 でも見る人が見れば食えない奴だってのはすぐに分かるかと。 突っ込まれてもしらばっくれますが。勘付かれても本性は隠しつづけます(笑)
そんな彼が唯一敵わないのがマチルダ。お姉ちゃんの前でだけ素が出てきます(笑) だからマチルダにとってはヤンチャ(?)な可愛い弟。無論外面の良さも知ってはいますが。 マチのことは呼び捨てで呼んでます。人前では「姉さん」だけど。 外面の良さも、マチが絡むとちょっと崩れるかも。ここらへん若い。 騎士に関してはマチが従軍司祭になってから尚更毛嫌いするようになりました。 まあ、ようするにシスコ(以下削除)