ノルフィスのとある地方に存在する城。 城の主のみならず、そこに住まう者や領地の民の大部分が同じ祖を持つ種族。 遥か古に在ったと云われる、とある都の民の末裔と言われている。 種族といっても一見人間とほとんど変わらない。 決定的に違うのがその寿命の長さ。気が遠くなるほど永く生きる。 外部の者からすれば、何年何十年経っても変化がなく時が止まったかのようにも見えることから「時の監獄」とも称される程。
種族としてとりわけこれといった特殊な能力は無い。 ただ、都の民のものとおぼしき「自分以外の記憶」を、大なり小なりはあるが有している。 完全な記憶というほどではなく、曖昧で断片的なもの。複数人の記憶が混同されていることもある。
古の都は「蒼の都」と称され、そこに住まう者は蒼の都の民。 すなわちこの領地の種族は蒼の都の民の末裔、ということになる。 ただし文献として遺される歴史は一切無く、都について知られていることは全てが口伝や民の記憶によるもの。 城主一族(ジルバリエ公爵家)は、蒼の都を統べる者の子孫(直径)とされている。