:精霊の泉 レジナのとある地域に存在する幻のオアシス。結界で守護されており、周囲からは見る事ができず容易に入り込むこともできない。 精霊の気に満ち溢れており、緑と水の濃度が濃い。
:精霊の民 精霊の泉の周囲に古よりひっそりと棲まわっていた一族。常人よりも若干短命であり、出生率は格段に低い。30年程前に滅びている。 その祖は精霊使いの女と大きな力を有した精霊、と言われている。一族の者は精霊たちと親しく接しその加護を受けるかわりに、その生涯に渡ってとある制約が課せられている。
:精霊の制約 精霊の民の娘は皆精霊使いとしての素質を、そして男は魔術を扱う者としての素質を生まれながらにして有している。 男女は一人に対して一人、"つがい"となる相手を見つけなければならない。男が娘に精霊珠を手渡すことにより、つがい契約は成立する。 つがいとなるまで男の術は不安定であり、娘は精霊と会話することすらままならない。娘も男も、つがいが成立して初めて一人前とみなされる。 いずれも二十歳になるまでに契約を済ませなければその身は滅びる。 つがいとなった男女は互いに力を高め合う存在となり、互いに大きく影響を及ぼし合う。ただしこれは力に関する事のみであり、片方が死してももう一方も、ということではない。
:精霊珠 死した精霊が精霊の泉の底で永い年月をかけて結晶化したもの、とされている。片方の掌に乗る程度の球体。 男は少なくとも十年間これを身に付け、珠を媒体に術を研鑚する。つがい契約時、男から娘に譲り渡され、以降娘は死ぬまでこれを保持し続ける。