キャラDE座談会
複数キャラにお話しさせてみましたシリーズ第一弾。
いわゆる座談会。
キャラDE座談会:第7回
ジルバリエ城の人々
参加者 : クロス / リゲル(不登録) / リカドール
クロス :今晩は。ジルバリエ城のしがない城主、クロスです。
リゲル :第一声から「しがない」などと言うのは如何なものかと思うのですがクロス様。 …はじめまして皆様、クロス様付の従者をやっておりますリゲルと申します。(一礼)
リカドール :そうですわよお兄様。もっとそこは城主らしく、堂々としていればよろしいのではなくって?(お上品に手を添えて微笑み)
クロス :…そこに居るのは誰ですか? わざわざ身内間で猫をかぶるのはやめてくれないか、寒気がするから。
リゲル :深窓のご令嬢を演じたい気持ちは分からないでもないですが。きっと早々にボロが出るのでやめておいた方が無難と思われますよ。
リカドール :心外な言われようだな。私はボロなんて出さないぞ?クロスじゃあるまいし。 外に出る時は見事に猫をかぶりきって見せようとも。(ふっふっふ)
クロス :俺がボロを出しまくってるような言い方はやめてくれないか。
リゲル :心配なさることはありません。領地の方々はクロス様のひととなりはもう把握されていますので、温かく見守ってくださいます。
クロス :なんだか城主としての威厳が崩れていきそうだな…温かく見守られているだなんて…
リカドール :仕方があるまい。まだ代替わりしてそれほど経っていないのだ。領民どもも赤子の成長を見守るような気持ちでいるのだろうて。(ははは)
クロス :どうでもいいけどリカドールさんはなんでそんなに偉そうなんですか。
リゲル :諦めた方がよろしいかと。控えめなリカ様なんて方がいらしたらそれはきっと偽者に違いありませんから。
リカドール :さりげなく失礼なことを言われたような気がするのだが。
リゲル :気のせいですよ。主の妹君に礼を失するなどそんな畏れ多い。
クロス :あー…(ゴホン)不毛な会話はそのくらいにしておこうか。 そもそもなんで俺たちはここに呼ばれたんだ?
リカドール :そこから入るのか。スタートラインから躓いてるって感じだな。
クロス :あまり不吉なことは言わないでもらえるかな。
リゲル :事の切欠はどうやら本体が座談会をやりたくてたまらなかったことからきているようですね。
リカドール :最近流行ってるようだしな。
リゲル :それもありますが、以前からそういう欲求はそこはかとなくあったそうです。キャラを動かしたいとかいう。
クロス :それで俺たちが選ばれた理由は何なんだ?
リゲル :裏話をすると、最初は適当に三名選ばれて進めてたようですが…やはり無関係者だと会話の進行もちょっとやりづらかったということで。
リカドール :人数的には三人くらいがちょうどいいし、比較的新しくて動かしそうな…といったところか。
リゲル :そうですね。私たち三人だと会話も想像しやすいというのも理由らしいです。
リカドール :クロスをいじったりとか、だな。
リゲル :ええ。クロス様をつついたりとかです。
クロス :…その発言にはちょっと賛同しかねるんだけど。
リカドール :さあて最初の話題だけど!
クロス :今思いっきり話をずらさなかったか。
リゲル :そうですね、まずは私たちの関係についてでも軽く。
クロス :お前ら、俺の話…
リカドール :義理の兄妹で、リゲルが従者ってことはおおよそ把握されてるんじゃあないかな。
クロス :……。(諦めモード)
リゲル :私が城に来た時には既にクロス様いらっしゃいましたからね…ってクロス様ちゃんと聞いてます?
リカドール :駄目だぞ、会話には積極的に加わらないと。
クロス :き、聞いてるよ聞いてますよ…! ていうかどの口がそんなこと言うんだこの引きこもりの猫かぶり娘!
リカドール :酷い言い草だな。可愛い妹に対してそんな暴言を吐くとはなんというお兄様だ。
クロス :普段もっと酷い事言われてる俺の立場はどうなるんですか。
リゲル :兄妹喧嘩はそのあたりにしといていただけますか。 とりあえずクロス様が城に来た時のことでも語ってください。
クロス :と、とりあえずって、なんつー扱い… えー…とはいっても俺あんまり覚えていないんだけれども。
リカドール :無様に気を失ってたしな。
クロス :ぶざ…
リゲル :第一発見者はリカ様だとお聞きしましたが。
リカドール :そうそう、行き倒れの死体かと思ったぞあれは。足でつついてみたら動いたのでどうやら生きているらしいことは分かったが。
クロス :…ちょっと待て。足蹴にされたなんてこと今初めて耳にしたんだが。
リカドール :些細な問題だ、気にするな。 まあ放置してそのまま死なれるのも後味が悪いし、城の者に伝えて城内に運んでもらって、しばらくしたら息を吹き返したというわけだ。
リゲル :確か、それ以前の記憶は失くされてるんですよね。
クロス :ああ…まあなあ。断片的には覚えてる部分もあるんだが、曖昧すぎてどうにもはっきりしないことばかりだ。
リカドール :それで行く宛ても無いからと、お父様の提案で城にとどまり養子になったとこういう経緯だな。
クロス :養子になったのは結構しばらく時間が経過してからだけどもね。
リゲル :…不躾ですけれども。以前居たところに帰りたいとか、そういったことは思わなかったのですか?
クロス :いや、あんまり?
リカドール :こういう奴だから。不躾とか気にしない方がいいぞ。
クロス :…なんか引っかかるけどまあいいか。 残ってる記憶ってのが…あんまりイイ感じのもんじゃあないんだよなあ。だから思い出したいとか帰りたいとか、そういう風には思わないね。自分の中によく判らない部分があるってのは、まあ気分のいいものじゃないが。
リゲル :なかなか前向きというか、ポジティブ思考なんですよね。クロス様って。
リカドール :単にあまり深く考えてないだけの単細胞なんじゃないか?
リゲル :ああ、折角珍しくフォローしてみたというのに。台無しじゃないですか。
クロス :…このように、本人を目の前にしてこき下ろす発言に関しては抜群のコンビネーションを見せる二人ですが。何気にあんまり仲よくないんだよな、お前ら。
リゲル :そんなぶっちゃけなくていいことまでぶっちゃけないで下さい。 …別に仲が悪いと言うわけではありません、そもそも立場が全く違いますし。
リカドール :家族とは違うし直接の主従でもないしかといって友人とかの類とかも違う。まあ微妙な間柄、だな。
クロス :うーん、何かしらこう…妙に緊迫した雰囲気を感じることもあるんだよなあ、二人の間に。
リカドール :どうでもいいことに変に鋭かったりするんだな、意外と。クロスの癖に。
リゲル :まあ…私たちにも色々あるんですよね、それなりに。
リカドール :そもそも、仲の良さならともかくそうでないなんてことはおおっぴらに話すもんでもないだろう。一体どういう神経をしているんだ貴様は?
クロス :え…いやその、俺のことばっかよりお前らのことも話した方がいいかなあと思って……………ゴメンナサイ。(小声)
リカドール :ああん!?聞こえないなあ!!
リゲル :リカ様リカ様、反省もされていらっしゃるようですし、ここはそのくらいになさっては。(どうどう)
クロス :ああリゲル…なんだかんだ言ってもやっぱりお前は俺の味方なんだな。
リゲル :クロス様とは後でしっかりと、城主の心得と在り方、そして品格について議論させていただくつもりですので。
クロス :……。
リカドール :あの顔は何か口実をつけて逃げる算段を考えているな。
リゲル :無駄です。今日のクロス様のスケジュールは全て掌握済みです。
クロス :お、俺の自由はどうなるんだ!権利は!
リゲル :そういう台詞はきちんと義務を果たしてからおっしゃってください。 …あ、そろそろお開きの時間ですね。
リカドール :うーん、久々に随分と活発に行動してしまったな。(伸び) じゃあ私は部屋に戻って寝るから。二週間ばかし。
クロス :ああまたな。ひからびないうちに起きて来いよー。 …ううう、癒しが欲しい。なごみでもいい…(ぶつぶつ)
開催日 : 2008/02/20